1967年、タンザニア北部のメレラニ丘陵で発見された。鉱物名はゾイサイトだが、ティファニーによって「タンザナイト」と命名され、市場に紹介された。クンツァイト、モルガナイトなども同様に、商業的命名によって価値が再定義された宝石として知られる。
タンザナイトの主要産地はタンザニア・メレラニ地区の極めて限られた範囲に集中している。キリマンジャロの麓、数キロメートル規模の鉱区に依存しており、資源量については枯渇の可能性も指摘されている。
強い多色性を持ち、見る角度や光源によって青・紫・赤褐色へと変化する。一つの結晶の中に複数の表情が共存する、稀少な鉱物。