ブラジル中央部の大地から産出される天然ピカソジャスパー。この石は、灰色を基調とした地に黒や白、時に赤褐色の線が複雑に走る独特の模様を持ち、まるで抽象画家パブロ・ピカソの作品を思わせることからその名が付けられました。

その複雑な模様は、物事の多面性を理解し、固定観念にとらわれない柔軟な視点を育むと言われます。また、ジャスパー全般が持つ「大地の守護石」としての性質から、精神的な安定と強靭な意志力を授けるとされています。

このブレスレットの特徴は、スクエアカットのビーズに、精緻な十字の紋章が刻まれたシルバーのチャームを配したデザインです。十字は古来より信念と正義、そして守護の象徴として世界中で崇められてきました。ピカソジャスパーの複雑な模様と、幾何学的な十字の組み合わせは、混沌と秩序の調和を表現しています。調節可能な紐編みの留め具により、手首のサイズに合わせた快適な装着が可能です。

複雑な現代を生きながらも、揺るぎない信念と柔軟な思考を兼ね備えた成熟した男性にこそおすすめしたい逸品です。

ブラジルで採掘される天然ブロンザイト(古銅輝石)を使用したブレスレット。ブロンザイトは輝石グループに属する鉱物で、鉄とマグネシウムを含むケイ酸塩です。その名は青銅を思わせる独特の光沢に由来し、研磨された表面には金属的な輝きが浮かび上がります。ブラジル産は色の深みと質感に優れ、暗褐色の地に金色の光彩が織りなす落ち着いた美しさが特徴です。

ブロンザイトは古代ローマ時代から装飾品として用いられ、中世ヨーロッパでは「大地の力を宿す石」として珍重されました。その重厚な色合いは、持つ者に安定感と冷静な判断力をもたらすとされています。

ブレスレットの中央に刻まれたのは、「生命の樹」のシンボルです。この普遍的なモチーフは、世界各地の神話や宗教に登場し、永遠の生命、成長、そして天と地を結ぶ宇宙の軸を象徴します。北欧神話のユグドラシル、聖書のエデンの園の知恵の樹、カバラの生命の樹など、その形は異なれど、根を大地に張り、枝を天へと伸ばすこの樹は、生命の循環と繁栄を表します。角の取れたスクエアカットのビーズが連なり、調節可能な紐編みの留め具により快適な装着が可能です。

大地に根ざし、天へと伸びる力を求める成熟した男性にこそおすすめしたい逸品です。