タイガーアイ＆オニキス ピラミッド 紐編み ブレスレット

南アフリカの鉱脈が生み出す黄金のタイガーアイと、ブラジルの大地から産出される漆黒のオニキス。この二つの石は、光と闇、動と静という相反する要素を象徴しながらも、ともに強力な守護の力を持つとされてきました。

タイガーアイはクロシドライトが石英に置換される過程で、鉄分が酸化して黄金色となった石です。その繊維状の結晶構造が生み出すシャトヤンシー（猫目効果）は、虎の眼光を思わせる鋭い光の帯となって表面を走ります。古代エジプトでは神の目として崇められ、洞察力と繁栄を象徴する石として珍重されてきました。

一方、オニキスは縞模様を持つ瑪瑙の一種であり、完全な黒色に染められたものが最も価値があるとされます。古代ローマでは悪霊を払う護符として、中世ヨーロッパでは精神を安定させる石として珍重されてきました。その漆黒の輝きは、持つ者に揺るぎない意志力と守護をもたらすと言われています。

このブレスレットの特徴は、角の取れたスクエアカットのビーズと、中央に配されたピラミッド型のシルバービーズです。古代エジプトの世界遺産であるピラミッドは、ファラオの永遠の眠りの場であると同時に、天と地を結ぶ神聖な建造物とされてきました。その幾何学的な完璧さは、宇宙の秩序と調和を表現しています。黄金と漆黒のビーズが交互に配され、縁を巻いた紐編みと結び目隠し金具により、洗練された仕上がりを実現しています。

光と闇、そして永遠への憧憬が融合したこのブレスレットは、相反する力を統合する成熟した男性にこそおすすめしたい逸品です。