Stone Archive / 鉱石アーカイブ

ムーンストーン
Blue Moonstone
Provenance
スリランカ
Concept
骨董青磁 | ANTIQUE CELADON
MONTH
6月 誕生石
TRACE & NARRATIVE
石の内部で光が散乱し、表面に青白い光が浮かぶ。この現象は「シラー効果」と呼ばれ、フェルドスパー(長石)の薄い層が光を干渉させることで生じる。
インド、スリランカ、ミャンマーが主な産地。とくにインドでは古くから「月の光が固まった石」として扱われてきた。ローマ時代の博物学者プリニウスも、月の満ち欠けに合わせてこの石の光が変化すると記している。
科学的な根拠はない。だが、見る角度によって移ろう光が、それを信じさせるだけの説得力を持っていた。アール・ヌーヴォーの時代、ルネ・ラリックがジュエリーに多用したことで、西洋での評価は一気に高まった。月光を閉じ込めたという美しい誤解が、この石をいまも特別な場所に置いている。
PHYSICAL ATTRIBUTES
- へき開性があるため、強い衝撃で割れることがあります。
- 高温や急激な温度変化は、破損の原因になります。
- 超音波洗浄機やスチーム洗浄は使用しないでください。
SYMBOLIC INDEX
Crown | 第7チャクラ (Sahasrara), Heart | 第4チャクラ (Anahata), Third Eye | 第6チャクラ (Ajna)
蟹座 (Cancer), 天秤座 (Libra), 蠍座 (Scorpio)
PSYCHOLOGICAL PROJECTION
直感 — 受容 — 周期
理屈では捉えきれない判断を支える石。根拠はないが正しい、という感覚を信じる力が強くなる。満ち欠けのように、調子の波を受け入れる余白も生まれる。
SELECTOR'S NOTE
データでは説明できない精度で判断を下せる人がいる。根拠を問われても言語化しにくいが、なぜか当たる。 この石は、その感覚を持っている人のそばに置きたかった。理屈の外にある判断力を、自分で信じていいと思う。










