Stone Archive / 鉱石アーカイブ

シトリン
Citrine
Provenance
ブラジル
Concept
泥炭威士忌 | PEATED WHISKEY
MONTH
11月 誕生石
TRACE & NARRATIVE
天然のシトリンは極めて希少である。市場に流通する多くは、アメジストを加熱処理し、黄色へと変化させたものである。約300℃前後の加熱により、紫色の原因となる鉄イオンが酸化し、黄色へと転じる。
天然シトリンの産地はブラジル、マダガスカル、スペインなどに限られる。特にスペイン・サラマンカ近郊では、中世より採掘が行われてきた歴史がある。名称はフランス語の「citron(レモン)」に由来するが、天然の色調はレモンよりも深く、蜂蜜を透過する光に近い。
中世ヨーロッパの商人たちは、これを「商売の石」として金庫に収めていたという。価値の差は希少性そのものよりも、天然か加熱処理かという生成過程の違いに宿る——そこには、人間の価値基準がそのまま投影されている。
PHYSICAL ATTRIBUTES
- 強い光に長時間さらされると、退色する場合があります。
- 急激な温度変化により、割れが生じることがあります。
SYMBOLIC INDEX
Sacral | 第2チャクラ (Svadhisthana), Solar Plexus | 第3チャクラ (Manipura)
蠍座 (Scorpio), 獅子座 (Leo), 乙女座 (Virgo)
PSYCHOLOGICAL PROJECTION
豊穣 — 自信 — 創造
太陽光を蓄えたような石。自分の可能性を過小評価する癖を、自然と緩めていく。成果に対して、素直に手を伸ばせる状態へ導く。
SELECTOR'S NOTE
自分の成果を過小評価する癖を持つ人は、能力が低いのではなく基準が厳しすぎる。この石を選んだのは、その基準を少し緩める道具が必要だと思ったから。素直に手を伸ばしていい。成果は、受け取る人のものです。










