Stone Archive / 鉱石アーカイブ

パープルファントム
Purple Phantom Quartz
Provenance
ブラジル
Concept
氷河内包物 | GLACIAL INCLUSION
TRACE & NARRATIVE
水晶の成長が一度止まり、その表面にアメジストの成分である鉄イオンが付着する。その後、再び成長が始まることで、紫の層が内部に取り込まれる。
ファントム(幻影)は、成長の中断と再開の痕跡。紫の層は、停止期間中に付着した鉄イオンが、自然放射線によって発色した記録でもある。ひとつの結晶の中に、水晶とアメジスト——二つの形成過程が重なっている。
明確な紫のファントムを持つ結晶は多くない。成長が止まるタイミングと、鉄イオンの供給、その両方が揃って初めて形成される。条件が揃うこと自体が、稀少。
PHYSICAL ATTRIBUTES
- 石英部分は丈夫で、特別な注意点はありません。
SYMBOLIC INDEX
Root | 第1チャクラ (Muladhara), Sacral | 第2チャクラ (Svadhisthana), Third Eye | 第6チャクラ (Ajna), Crown | 第7チャクラ (Sahasrara)
天秤座 (Libra)
PSYCHOLOGICAL PROJECTION
霊性 — 内省 — 変容
結晶の成長過程で取り込まれた紫の層が、内部に静かな奥行きをつくる。表層的な自己理解を越え、もう一段深い位置にある動機や恐れに触れる感覚。内面へと意識を向ける際に適した石。
SELECTOR'S NOTE
表層的な自己理解に留まる状態と、もう一段深い層まで潜る状態がある。後者は、自身の動機や恐れの輪郭を、言語化の可否とは別に感知している。この石は、その深度に馴染んだ手元に自然と収まる。内面へと意識を向ける行為を、日常的に続けるための道具。











