隕石 ホークスアイ 星 ブレスレット

スウェーデン北部で発見されたムオニオナルスタ隕石と、南アフリカ産天然ホークスアイを組み合わせたブレスレット。ムオニオナルスタ隕石は約100万年前に地球に落下し、1906年に発見された鉄隕石です。鉄とニッケルを主成分とし、宇宙空間で数十億年かけてゆっくりと冷却されることで形成された「ウィドマンシュテッテン構造」という独特の結晶パターンを持ちます。

ホークスアイはタイガーアイと同じ石英系鉱物ですが、青石綿が酸化する前の状態で産出されるため、深い藍色から灰青色の色調を示します。鷹の眼を思わせるシャトヤンシー効果は、平行に並んだ繊維状の内包物が光を反射することで生まれます。南アフリカ産は色の深みと光沢において高い品質を誇ります。

ブレスレットのデザインは、多面カットを施したホークスアイと、ロジウムコーティングを施した隕石ビーズを交互に配した構成です。留め具は北欧ヴァイキングの船首を模した精緻な細工で、探求と冒険の精神を静かに象徴します。スターリングシルバーの装飾ビーズが全体に統一感をもたらし、宇宙と大地、古代と現代が融合した佇まいです。

隕石表面の結晶模様と、石に現れる青灰色の光彩は一粒ごとに表情が異なります。多面カットが光を複雑に反射し、手首の動きに合わせて表情を変えます。適度な重量感が確かな存在感をもたらし、時計と重ねづけすることで重層的な洗練を演出します。ネイビーのジャケットやグレーのニットと合わせることで、知的な品格を際立たせます。