ラピスラズリ シリウス ネックレス

アフガニスタンから産出される天然ラピスラズリ。深い群青色の中に金色のパイライト（黄鉄鉱）が星屑のように散りばめられた様は、まさに夜空そのものを凝縮したかのようです。

ラピスラズリは人類が最初に宝石として珍重した石の一つであり、古代エジプトでは「天の石」として王族や神官のみが身につけることを許されました。ツタンカーメンの黄金マスクにも用いられたこの石は、真実と叡智の象徴とされ、持つ者に深い洞察力と精神的な覚醒をもたらすとされています。また、ルネサンス期には粉末にして顔料「ウルトラマリン」として使用され、その価値は金を上回ったと言われます。

ペンダントトップのモチーフは、夜空で最も明るく輝く恒星シリウスです。古代エジプトではナイル川の氾濫を告げる神聖な星として、ギリシャでは「焼き焦がすもの」を意味する名で呼ばれ、航海者たちの道標となってきました。四方に鋭く伸びる十字型のデザインは、全方位へ光を放つシリウスの輝きを表現し、暗闇を照らす導きの星を象徴しています。深い群青のラピスラズリに金色のパイライトが散りばめられた様は、まさに星空の中で燦然と輝くシリウスそのものです。

23.5×28.5×9.3mmという存在感のあるペンダントトップを、喜平チェーンがしっかりと支えます。天空の叡智と星の導きが融合したこのネックレスは、自らの道を照らし、確かな未来を切り拓く成熟した男性にこそおすすめしたい逸品です。