コッパールチルクォーツ 未来眼 ネックレス

ブラジルから産出される天然コッパールチルクォーツ。この石は、透明な水晶の中に、銅色に輝く針状結晶ルチルが内包された極めて稀少な鉱物です。水晶が形成される過程で、二酸化チタンの結晶が髪の毛のように細い針状構造を作り、それが光を反射して金色から銅色の輝きを放ちます。まるで水晶の中に稲妻が閉じ込められたかのようなこの光景は、数百万年という時間が生み出した自然の芸術です。

ルチルクォーツは古代より「金銭の石」として珍重され、特に金色や銅色のものは富と繁栄を引き寄せる力があるとされてきました。針状の結晶は「金の矢」とも呼ばれ、目標に向かって真っ直ぐに進む強い意志と、障害を貫く突破力を象徴します。

このネックレスのデザインは、時間と空間を見通す「眼」をモチーフとしています。楕円形のフレームに収められた石を囲む四つの鋭角は、コンパスが指し示す東西南北の四方向を象徴し、あらゆる方向への視野と、時空を超えた洞察を表現しています。銅色に輝くルチルが石の中で複雑な模様を描く様は、未来への道筋を照らす光明のようです。

ステンレスキヘイチェーンとともに首元で揺れるこのペンダントは、先を見通す眼と、道を切り拓く力を求める成熟した男性にこそおすすめしたい逸品です。