ゴールデンオブシディアン＆オニキス ブレスレット

ブラジルの火山地帯から産出される二つの天然石の融合。漆黒の中に金色の閃光が散りばめられたゴールデンオブシディアンと、深い黒の均質な輝きを持つオニキス。この二つの石は、ともに闇を象徴しながらも、異なる性質を持つ対照的な存在です。

ゴールデンオブシディアンは、マグマが地表で急速に冷却される際、微細な気泡や鉱物が内包されることで生まれる極めて稀少な変種です。漆黒の中に金色の輝きが散りばめられた様は、「夜空の星」あるいは「宇宙の塵」を思わせ、闇の中にも光が宿るという希望を象徴します。一方、オニキスは縞模様を持つ瑪瑙の一種であり、完全な黒色に染められたものが最も価値があるとされます。古代ローマでは悪霊を払う護符として、中世ヨーロッパでは悲しみを和らげる石として珍重されてきました。

このブレスレットの特徴は、20面カットが施されたビーズです。通常の多面カットよりも面数が少ないこの加工は、各面を大きく取ることで、石本来の質感と光の反射のバランスを絶妙に保ちます。ゴールデンオブシディアンとオニキスが交互に配され、漆黒と金色の閃光が織りなすコントラストは、光と闇、希望と静寂の調和を表現しています。アクセントとして配されたシルバーのロンデルには、精緻な装飾が刻まれています。

伸縮性のあるコードを採用しているため、着脱が容易です。闇の中に光を見出す力を求める成熟した男性にこそおすすめしたい逸品です。