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Amulets

護符には、記号そのものが力を持つものがある。材料が持つものがある。形が語るものがある。それぞれの文化で、守りと想起の役割を担ってきた。

925銀と天然素材で形にしたのは、その材料と形態をそのまま残すため。日常の中で、触れることのできる重量として。

Norse amulets

刻まれた記憶

紙のない時代、Vikingは石や木、金属に大切なことを刻んだ。誓い、方角、忘れてはならない名前。
Traditional Talismans

遠い場所の記号

Hamsaの手は中東で生まれた。五本の指を広げた形が、悪意ある視線を遮ると考えられてきた。梵語のOmは渦を巻くような記号で、密教では万物が始まる最初の振動とされる。

これらの記号を銀で刻むのは、形の背後にある物語を留めるため。

どの記号を選ぶかは、その記号が運んできた文化と時間を選ぶこと。

Material as Talisman

素材そのものの力

装身具になる前から、すでに護符だった素材がある。

Muonionalusta隕石は、宇宙を40億年漂った。太陽系が形成され、地球が生まれ、生命が現れるのを見届けて、ある時、大気圏を抜けてスウェーデン北部の雪原に落ちた。

Nuummite(ヌーマイト)は30億年前のグリーンランド地層で形成された。地球がようやく冷え、生命が芽吹き始めた頃。黒い基盤の中に、無数の微細な金属片状結晶が埋まっている。この光学現象が「魔法石」という別名を生んだ。